Vtuberが街をプロモーション!山口県上関町「のんのちゃん」を紹介

旅行を考える

日本の中には、ご当地Vtuberを活用した町おこしに取り組む自治体が存在する。Vtuberによって観光誘致や地元の魅力発信などを行っているのだ。今回は、ご当地Vtuberの中から、山口県上関町のキャラクター「のんのちゃん」を、日本一周を3回やった東大生が紹介する。

山口県上関町について

のんのちゃんは、山口県上関町のVtuberなので、まずはその山口県上関町について紹介する。下関という地名を聞いたことがあるひとは多いと思うが、上関は初めて聞く方も多いだろう。かつては中関(現在の防府市)と上関・下関を合わせて「防長三関」とも呼ばれ、瀬戸内海の海上交通の要衝だったとされる。海の景色が非常に綺麗な街であり、釣りなどで多くの客が訪れているのだ。

上関町は人口2000人程度の小さなまちであるが、実際に訪問してみると大きな図書館や温泉施設、道の駅などが整備されている。そして、街の中には「原発」の文字が多くみられる。上関町は長年、原子力発電所の建設予定地とされており、電源立地地域対策交付金が国から支給されるなどしている。そのため、人口や立地を考慮すると住民サービスが高いと言えるだろう。なお、原発とは別で、核燃料の中間貯蔵施設の建設が決まっている。

のんのちゃんについて

そのような上関町には「のんのちゃん」というVtuberが存在する。従来はゆるキャラが人気を博していたイメージであるが、近年はこのようにVtuberを活用する自治体も増えてきているようだ。上関町ののんのちゃんは、上関町とデジタル職人株式会社との共同プロジェクトとして実施されている。

のんのちゃんは上関町の町花「野路菊」の妖精だそう。2024年3月1日にYouTubeチャンネルが開設されたとのことで、Vtuberとしては比較的新しいキャラクターである。しかし、2016年から上関案内人として活動をされていたようだ。誕生日は上関町ができた2月1日であるとされており、上関町制が施行された1958年から数えるのであれば70歳くらいだろうか。ただ、町のホームページには年齢不詳とあるので、あまり年齢に触れるのはやめておこう。

SDキャラと呼ばれる、顔が大きく胴体が小さいタイプのキャラクターで、キャラクターが動きながら、いわゆる「中の人」が声を吹き込んでいく。

のんのちゃんYouTubeチャンネル
https://youtube.com/@nonnoch-kaminoseki?si=LGeY9rUiwd9RPE1e
のんのちゃん公式X
https://x.com/nonnokaminoseki

のんのちゃんの活動

主にYouTubeとXで活動されており、何度か拝見させていただいたが、結構面白い。たとえば、上関町内にはスーパーや商店がほとんどない。大きなお店といえば、役場の近くに道の駅があるくらいだ。そこで、のんのちゃんのYouTubeショート動画では「これはなんでしょう」クイズの際に「お店」というヒントが一つ目に出ると「道の駅」と即答するシーンが何度もあるのだ。上関町にあるもの以外は知らない、という設定らしい。地域の生活をリアルかつ面白く伝えている点は、非常に興味深い。その他にも、ゲーム実況なども投稿しており、幅広く活動している。

2026年1月時点でチャンネル登録1.5万人いるとのことで、かなりの影響力がありそうだ。

のんのちゃんグッズ

こののんのちゃんのグッズは、オンラインショップなどではかなり入手困難かと思われるが、上関町の道の駅などで手にいれることができるようだ。また、上関町にある温泉施設「鳩子の湯」ではのんのちゃんグッズのカプセルトイが販売されていたので、先日購入してみた。
また、LINEスタンプも販売されている。

のんのちゃんのイベント

のんのちゃんは街のイベントなどへの出演なども行っている。2025年にはファンミーティングが実施される予定であったが、中止となってしまったらしい。私は親戚が上関町におり、のんのちゃんについても存じ上げ、陰ながら応援していたのだが、上関町のレストラン「瀬里家」で開催される予定だったので訪問するのが難しく応募できなかった。同様の方は多くいるのではないだろうか。上関町には電車がなく、最寄り駅からバスで1時間ほどかかり、さらにその駅(柳井駅)の本数は少なく新幹線駅からはかなり距離がある。上関町は訪問がかなり大変ではあるが、だからこそこのようなVtuberが活躍する意味があるのだとも思う。Vtuberであれば現地でなくても、YouTubeやX上で応援することができるのだ。上関町には高校・大学がなく、進学や就職で町外へ出ていく人も多いよう。このような人たちと上関町との接点を作っていきながら、関係人口として維持していくことが求められるだろう。その点でVtuberというのも手段の一つとして有効なのではないかと感じた

まとめ

旅行系の記事は「行ってみてください」のような締めくくりとなってしまうことがどうしても多いのだが、のんのちゃんについては、「ぜひ一度YouTubeを訪れてみてください」と言えるのが強みだ。ぜひ一度見てみてください。最後までご覧いただきありがとうございました

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