Googleマップのロケーション履歴等を使って、旅の思い出を振り返ろう

旅行を考える

みなさんはGoogleマップを使うだろうか?Googleマップのロケーション履歴を使えば、過去に移動したルートや訪問した場所を自動で記録し、過去の旅行を思い出すことができる。この記事では年100日旅行する東大生がGoogleマップのロケーション履歴の活用について紹介する。

Googleロケーション履歴について

Googleマップには、ログインしている端末の位置情報の履歴を保存する機能「ロケーション履歴」がある。Googleマップのアプリ上ではロケーション履歴をもとに過去の移動ルートを地図上に表示したり、移動期間別の移動距離と移動時間、訪問スポットの一覧などを表示したりしてくれるのだ。Googleアカウントの設定「アクティビティ管理」からタイムラインをオンにすることで利用できる。私は数年前から利用しているが、2023年頃まで自動削除の設定を間違えており、ほとんどのロケーション履歴が削除されてしまった。タイムラインの設定から自動削除をOFFにしておけば移動履歴が削除されないので、ぜひ同じ過ちをしないようにご注意いただきたい。私はデータが消えないよう、さらにGoogleアカウントにバックアップを行っている

タイムラインを使って旅の予定を思い出す

私はこれまで日本一周を3回ほど行っているため、位置情報の履歴は相当数蓄積している。「この日どこへいったか」や「どういうルートでいったか」を忘れてしまったり、混乱してしまったりすることも多くなってきた。そこで活用できるのがこのロケーション履歴なのだ。

私はこの「ルート記録」のほかに、「スポット記録」「都市記録」をよく使っている。この機能でこれまで行った都市やスポットに地図上でマークがつくのである。自分で登録することなく自動で記録されるので、非常に便利だ。このマークがつけば自分がこれまで行ったことのある場所がわかると同時に、あまり行っていない地域がわかりやすくなる。旅先を決める際は地図を確認しているのも良い。

輸送機関別に移動距離と移動時間を表示する機能も存在する。この機能で各月の総計の移動距離を調べてみると「意外に長い距離を歩いているな」とか、「この月はかなり長い距離、鉄道を利用しているな」とか、さまざまな気づきを得ることができる。私は最長片道切符の旅を実施した2ヶ月は列車の移動距離がすごいことになっていた。

Google map

Googleタイムラインの欠点

Googleのタイムラインはここまでで素晴らしい機能であることをお伝えできたであろう。一方、この機能は位置情報に依存するため、トンネル内や山間部など、位置情報等が取得できない地域ではロケーション履歴が実態とやや異なる場合がある。また携帯電話の充電が切れていると位置情報が取得できないことから、その間の移動区間は直線で表示されることになる。航空機での移動の場合も同じような状況になる。ロケーション履歴はユーザーが編集することができるので、このような区間の記録を追加・編集することは可能であるが、やや面倒だ。

Googleマップ タイムラインの使い方(Google)

地図機能を使ったその他の旅行記録

ここまではGoogleマップについて紹介してきたが、そのほかにも移動履歴を保存する方法としておすすめのものがある。ここでは「乗りつぶしオンライン」を紹介したい。乗りつぶしオンラインは全国の鉄道路線のうち乗車した路線を記録していくものである。全ての鉄道路線を乗り尽くす「完乗」という言葉が鉄道ファンの中では知られるが、この完乗を目指すにおいても非常に使いやすいツールだ。位置情報等は結びついておらず、乗車した路線を自ら登録していく必要があるが、記録が増えてくると楽しい。登録するのも楽しみになってくる。さらに乗車距離が百分率で表される機能などもある。私も気が向けば鉄道の乗り潰しをやってみるが、まだところどころ穴があるので頑張らねばと思うところである。ランキング形式でユーザーの乗車距離が表示され、自分のランクを確認するのも楽しみだ。

2025年時点
2024年時点
2023年時点

乗りつぶしオンライン

まとめ

このように位置情報や移動の記録を残しておけば、のちに振り返った時にその思い出が蘇る。そしてまた「あまり行っていないこの地域には何があるだろうか」と、新たな旅への動機も生まれてくる。ぜひみなさんもこういった機能を活用して旅行の新たな楽しみを発見してみてください。最後までご覧いただきありがとうございました。

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