税金が名前の由来!岡山県のお土産「調布」 日本のお土産

日本各地の名産品

日本各地には様々な趣向を凝らしたお土産が存在する。お土産店をウロウロするだけでも楽しいのである。この記事では年100日旅行する東大生が、個人的に面白いと感じた全国のお土産を中心に紹介していく。今回は岡山銘菓の調布を紹介する。

岡山県の銘菓「調布」

調布と聞くとどうしても東京の調布市が頭に浮かぶが、この調布というお菓子は岡山県の銘菓である。「きびだんご」や「むらすずめ」に並ぶ、岡山では有名なお菓子だ。

柔らかいもちもちした求肥(白玉粉・砂糖・水飴で作る菓子)を薄いカステラ生地で巻いた商品であり、それぞれが調和したやさしい味が特徴的だ。

江戸末期に間野与平という人物が創作したと伝えられる。

「調布」の名前の由来

調布とは手織りの巻布のことを言う。奈良時代あたりの律令制の下で租庸調という税制が取られていたことは中学校の教科書等により幅広く知られる。そしてそのうちの「調」として納められていた「布」ということで「調布」と呼ぶのだ。この岡山銘菓は調布に似ているということで調布と名付けられた。

「調布」を買える場所

この調布は私は岡山駅構内のお土産売り場で購入した。バラ売りもあったので、自分用でも買いやすい。税抜150円。非常に美味しいが、賞味期限があまり長くないので注意したい。お土産売り場にはこのような紹介も貼られていた。歴史の勉強が普段の旅につながるというのはなかなか面白いことであると感じた、岡山でのひとときであった。

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